自動車整備士になるには

自動車整備士になるには何から始めればいい?未経験から自動車整備士を目指そう。

自動車整備士イメージ

収入はやっぱり気になるポイント

このページの内容 ◆自動車整備士の年収

自動車整備士の収入は、職業全体と比較するとそこまで高いものではないのが実情。
年収にすると大体400万円前後が相場となっており、月給では27~28万円前後だね。
なので仕事の中にやりがいや魅力を感じていないと、少々物足りなさを感じてしまうかもしれない。
ただし大きな魅力の一つとして国家資格であるという強みがあるので、手に職がつく安心感はあるよね。
初任給は20万に届かず、大体18万円前後と言われているよ。
ただし年功序列ではなく経験と実績での能力重視なので、若いうちから活躍の場を広げることができ、年収が1年で100万円以上上がるケースもあるんだとか。
逆に言えば常に研鑽を積んでいなければなかなか給料が上がらない厳しい業界と言えるかもしれないね。

勤め先によっても収入は大きく変わり、大手のメーカーに就職すれば賞与で年収を大きく稼げることもある。
小規模な工場だと賞与をもらうのが難しい場合もあるので、収入を気にするならば大きい会社を目指すといいかもしれないね

◆待遇
福利厚生といった制度面に関しては企業によるところが大きいけれど、作業服や工具への補助金などは基本的に会社支給で行われる。
共通部分で言えば残業などの勤務時間について。
作業場どうしても残業が増え、時には休日出勤が必要な場合もあるので、なかなかハードワークになりがち。
整備作業だけではなく書類の作成も意外と多く、日常的に残業を行うことも少なくない。
ただでさえ作業では肉体労働中心で体力を消耗することも多いので、体調管理も徹底する必要があるね。

◆就職口
自動車整備士は上記のように比較的過酷な業務なので、実は各所で人材が足りていない状態。
とはいえ大手はやはり待遇面収入面安定面で人気なため、偏りの大きい業界と言えるね。
もし大手への就職をめざすならば、ハイレベルな大学を狙うか系列の専門学校へ入学していい成績を修め、斡旋してもらうのが手っ取り早いだろう。
良くも悪くも実力主義なので、始めは小規模なところへ就職して実務経験を積み、2級ないしは1級の整備士資格取得で転職の道が大きく広がる。
常に新しい技術を学ぶ必要があるため下剋上もしやすいため、実力をしっかりとつけて上を目指していこう。